地方中小企業が今、SNSを始める理由。

企業のSNS活用というと、
- 「何を投稿すればいいの?」
- 「本当に採用や売上につながるの?」
- 「運用できる人がいない」
と感じる方も多いのではないでしょうか。
私たちが地域企業様とお話しする中でも、
「SNSをやった方がいいのは分かっているけれど、何を発信したらいいか分からない」
という声をよく耳にします。
しかし現在、企業と求職者・お客様との接点は、ホームページだけではありません。
SNSを通して企業を知り、働く人や仕事の様子を見て、会社に興味を持つ。
そんな接点が増えています。
今回は、特に
「採用」と「集客」
という視点から、企業がSNSを持つ意味について考えてみたいと思います。
目次 ➖
求人を出すだけでは、会社の魅力は伝わりにくい
企業の採用方法には、求人媒体や人材紹介、
ダイレクトリクルーティングなど、さまざまな選択肢があります。
どれも大切な採用手段ですが、求人票だけで伝えられる情報には限界があります。
仕事内容や給与、勤務時間は分かっても、
「どんな人が働いているのか」
「職場はどんな雰囲気なのか」
「この会社は何を大切にしているのか」
といった部分までは、なかなか伝わりません。
そして、
この部分を軽く考えてはいけない
と私たちは考えています。
特に若い求職者にとって、
会社を選ぶ基準は給与や休日などの条件だけではありません。
実際に働く人や職場の雰囲気が見えることで、
初めて「自分がここで働く姿」を想像しやすくなります。
同じような求人条件だったとしても、
求職者が感じる安心感や親近感には大きな違いが生まれます。
求人票だけでは「仕事内容」は分かっても、
「そこで働く自分の姿」
までは、なかなか想像できません。

ここにSNSの大きな役割があります。
SNSなら、社員の表情や実際の仕事風景、会社の日常など、
求人票だけでは伝わりにくい「普段の会社の姿」
を継続的に発信することができます。
実際に、1本の動画から採用サイトへ77件のアクセス
アップデート株式会社の採用SNSでも、実際にこうした効果を感じています。
あるリール動画では、投稿をきっかけにプロフィールへ
1,791件のアクセスがありました。
さらに、プロフィールに設置している採用サイトへのリンクは、
1本の動画から77件クリックされました。
つまり、SNS上で動画を見てもらうだけではなく、
「会社をもっと知りたい」という次の行動につなげることができた
ということです。

【実際のSNS投稿例】
この投稿をInstagramで見る
SNSで育てたいのは「自社採用力」
人材紹介会社や求人媒体を使わない方がよい、という話ではありません。
必要なタイミングでは、外部の採用サービスを活用することも重要です。
ただ、それだけに頼るのではなく、
「自社自身にも、人を集める力を持っておく」
という考え方が、これからはより重要になると考えています。
普段から会社を知ってもらう
SNSでは、
- 社員紹介
- 仕事の一日
- 現場の様子
- 会社のイベント
- 仕事に対する考え方
などを普段から発信できます。
すぐに応募につながらなくても、会社を知ってくれる人は少しずつ増えていきます。
そして将来求人を見たときに、
「この会社、Instagramで見たことがある」
「この人たちと働いてみたい」
と思ってもらえる可能性が生まれます。
つまりSNSは、
自社の採用力そのものを、少しずつ育てていく施策
とも考えることができます。
「採用するときだけ会社を知ってもらう」のではなく、「普段から会社を知ってもらう」。

SNSは「採用」だけではなく「集客」にもつながる
SNSの面白いところは、
同じ発信でも、見る人によって受け取り方が変わること
です。
例えば、社員が実際に作業している動画。
求職者が見れば、
- 「こんな仕事をするんだ」
- 「職場の雰囲気が良さそう」
という採用情報になります。
一方、お客様が見れば、
- 「こんな会社が地域にあるんだ」
- 「しっかり仕事をしてくれそう」
という会社紹介や集客のためのコンテンツになります。
だから私たちはSNSを、
「採用 × 集客 × 企業への信頼」
を同時に育てられる発信手段だと考えています。
会社の日常や、働く人、仕事に向き合う姿勢を伝える。
それ自体が、
さまざまな人に会社を知ってもらうきっかけ
になります。
発信した動画や写真は、会社に残っていく
SNSを運用するもう一つのメリットが、
コンテンツが蓄積されていくこと
です。
例えば30本の動画を制作したとします。
それは単に「30回投稿した」というだけではありません。
- 社員紹介
- 仕事紹介
- 会社紹介
- よくある質問
- 製品・サービス紹介
つまり、
会社について説明してくれる30個のコンテンツができた
とも考えられます。
SNSで作ったコンテンツは他でも使える
制作した写真や動画は、
- 採用サイト
- ホームページ
- 会社説明会
- 営業資料
- 公式LINE
などへ展開することもできます。
広告は掲載を止めれば表示も止まります。
一方、自社で作った写真や動画は、その後もさまざまな場所で活用できます。
つまりSNS運用は、
「自社を伝える素材」を少しずつ増やしていく活動
でもあります。
発信を重ねることで、
企業のデジタル資産
が少しずつ増えていきます。
【アップデート株式会社のインスタ投稿群】

ただし、「とりあえず投稿する」だけでは続きません
一方で、SNS運用を始めたものの、
- 「何を投稿したらいいか分からない」
- 「担当者が忙しくて更新が止まった」
- 「思ったような成果が出ない」
というケースも少なくありません。
SNSはアカウントを開設することよりも、
継続できる仕組みを作ること
の方が難しい部分があります。
そのため、始める前に、
- 誰に届けるのか
- 何のためにSNSを使うのか
- 何を発信するのか
- 誰が運用するのか
- どの数字を見て改善するのか
を整理しておくことが大切です。
SNS運用は、
企業として「誰に、何を伝えていくのか」を考える。
そこから始まります。
地方企業向け「SNS活用ガイドブック」を作りました
そこで今回、アップデート株式会社では、
「地方企業のための らくらくSNS活用ガイドブック」
を作成しました。
これからSNSを始めたい企業様はもちろん、
「すでに運用しているけれど、うまく活用できているか分からない」
という企業様にもおすすめです。
ガイドブックでは、
- SNSで解決できる企業課題
- 各SNSの特徴
- 成果が出る企業の共通点
- 発信内容の考え方
- SNS担当者の選び方
- AIを活用したSNS運用
- 運用時に注意したいこと
- SNS活用度チェック
などをまとめています。
最後には、
10項目のSNS活用度チェック
も掲載しています。
SNS活用について考えるきっかけとして、ぜひご活用ください。

「地方企業のためのらくらくSNS活用ガイドブック」
