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導入事例「ミナテラスとちぎ」にAIカメラを導入。来訪者データ分析で施設をアップデート

2022年8月2日(火)アップデート株式会社(栃木県宇都宮市、代表取締役社長:和氣悟志)は、とちぎビジネスAIセンター(栃木県宇都宮市ゆいの杜1丁目5−40 とちぎ産業創造プラザ内)及び株式会社トリプルアイズ(東京都千代田区、代表取締役:山田雄一郎)の協力のもと、「ミナテラスとちぎ」にAI画像認識プラットフォームAIZE(アイズ)の導入を行いましたことをお知らせいたします。

ミナテラスとちぎは、栃木トヨタ自動車株式会社(栃木県宇都宮市、代表取締役社長:新井孝則)が運営をする2021年10月1日にOPENした地域コミュニティ施設で、様々なワークショップを開催することができるカルチュアルテラスをはじめ、カフェ、託児所、イベントスペースを備えた施設です。

■真に地域へ根ざす施設を目指して、来訪者分析のためのAIカメラを設置

2021年11月に2箇所の入り口に、AI連携のサーモカメラと防犯カメラをそれぞれ設置する実証実験を実施。カメラで取得した顔データを、クラウド上にある画像認識AI「AIZE」が解析し、来訪者数や滞在時間をカウントするとともに男女比率や年齢など来訪者の属性分析を行いました。

今まで、来訪者数を従業員が目視でカウントしており、大型イベント開催時など来訪者のデータが取りきれないという課題がありました。

AIZE Researchは、施設に訪れた来訪者の顔データを出入り口に設置した4台のAIカメラとカフェに設置したサーモ機タイプのAIカメラが取得し、来訪者数・属性を可視化することで利用者の傾向を分析しCS(顧客満足度)向上に繋げることが可能という結論に至り今回の導入が決定致しました。

■データを可視化するクラウドシステムの仕組み

AIZEは顔認証技術で来訪者の属性を「見える化」するクラウドシステムです。施設内に設置されたカメラで取得した画像データから、クラウド上にある画像認識AI「AIZE」が男女比率や年齢など人の属性を分析します(個人を特定できるようなデータは保持いたしません)

■検温と顧客属性の分析を担うAIZE Research+

 

ミナテラスカフェにはデジタルを使った入店率計測の仕組みを導入。

検温管理による安全性と同時に来店顧客の属性を分析し今後のメニュー開発の参考情報として活用。より一層お客様にご満足いただける店舗作りに役立てます。

 

 

 

 

■画像認識プラットフォーム「AIZE」とは

画像認識プラットフォームAIZEは、トリプルアイズ株式会社が取り組んできた囲碁AIの研究から生まれた、ディープラーニングによる画像認識システムです。クラウドに画像データを送信し、ディープラーニングの手法でAIが解析します。

とちぎビジネスAIセンターとは

とちぎビジネスAIセンターは、県内企業におけるAI等の導入利活用を支援するため、栃木県が設置した拠点施設です。センターを中心として、様々な機関が連携し、AI・IoTをはじめとしたデジタル技術の発信、普及啓発、導入サポートにより企業の生産性向上に貢献しています。

■先進技術を地域企業に繋ぐ「アップデートの役割」とは

アップデート株式会社は価値観の多様化・複雑化、労働人口の減少など社会環境の変化に対応するために必要な自律型人材の育成を通し中堅・中小企業の経営課題をITやAI技術の活用により解決して参ります。

お問い合わせ先:アップデート株式会社 028-688-8390