2021年11月20日（土）アップデート株式会社は、とちぎビジネスAIセンター（栃木県宇都宮市ゆいの杜１丁目５−４０ とちぎ産業創造プラザ内）及び株式会社トリプルアイズの協力のもと、「ミナテラスとちぎ」にてAI画像認識プラットフォームAIZE（アイズ）を用いた来場者調査の実証実験を行っていることをお知らせいたします。

「ミナテラスとちぎ」は2021年10月1日にOPENした地域コミュニティ施設で、様々なワークショップを開催することができるカルチュアルテラスをはじめ、カフェ、託児所、イベントスペースを備えた施設です。

今回11月20〜21日開催のイベント青空マルシェ『益子の陶器祭』『TOCHIGI COFFEEFESTIVAL』のうち、20日（土）にAIによるマーケティングを可能にするAIZE Research（アイズリサーチ）を設置し実証実験を行っています。

イベントに訪れた来訪客の顔データを、4台のAIカメラが取得し、来場者数、顧客属性を可視化することでマーケティングに役立てます。

AIZE Researchは顔認証技術で来訪客の属性を「見える化」するクラウドシステムです。
２箇所の入り口には、AI連携のサーモカメラと防犯カメラをそれぞれ設置。カメラで取得した顔データを、クラウド上にある画像認識AI「AIZE」が解析し、来場者数や滞在時間をカウントするとともに男女比率や年齢など来場者の属性を分析します。

今まで、来場者数を従業員が目視でカウントしており、来場者のデータが取れないという課題がありました。
AIZE Researchは、サーモカメラで体温計測と共に顔認証し、サーモカメラで取りこぼした来場者を防犯カメラ型で撮影。よりリアルな来場者分析が期待されます。

画像認識プラットフォームAIZEは、トリプルアイズが取り組んできた囲碁AIの研究から生まれた、ディープラーニングによる画像認識システムです。クラウドに画像データを送信し、ディープラーニングの手法でAIが解析します。世界最大級の512次元の特徴量を顔画像から検出、個別認識できます。年齢・性別・感情さえも認識できるAIエンジンを備え、その可能性は多岐にわたります。

アップデート株式会社では、県内の企業様の課題をITやAI技術の活用により解決のサポートをしています。

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